今のメイン機はCannon EOS R6ですが、2022年3月まではOlympusのOM-D E-M1 MarkⅡを使っていました。
室内で子供の写真を撮るのに物足りなさを感じEOS R6に乗り換えたのですが、屋外での性能には文句の付け所のない良いカメラでした。
この頃は一応rawでも撮ってはいましたが、カメラの中で色をいじって遊ぶのがたのしかったので今回の写真は全てトリミングのみのjpeg撮って出しです。写真の色味も楽しんで頂けると嬉しいです。
という事で今回は2020年12月11日にOM-D E-M1 MarkⅡで撮った興福寺の写真を公開します。
興福寺とは?
興福寺(こうふくじ)は、奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある法相宗の大本山の寺院。山号はなし。本尊は中金堂の釈迦如来。南都七大寺の一つ。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。
Wikipediaより
南円堂(本尊・不空羂索観音)は西国三十三所第9番札所、東金堂(本尊・薬師如来)は西国薬師四十九霊場第4番札所、菩提院大御堂(本尊・阿弥陀如来)は大和北部八十八ヶ所霊場第62番札所となっている。また、境内にある一言観音堂は南都七観音巡拝所の一つである。
修学旅行でおなじみの世界遺産、興福寺です。
まずは猿沢池越しの五重塔から撮影スタートです。
猿沢池からは東大寺も見る事が出来ます。
この頃はこの空の色が好きでいつもこの設定で撮っていました。
猿沢池から興福寺へ上がってきました。
早速鹿がお出迎え。
奈良の鹿は人が居るとすぐに寄ってきます。鹿せんべいでも隠し持っていたら思い切り服やカバンを嚙まれますよ~。持っている場合は隠さずに差し出しましょう。
有名な五重塔。現在の五重塔は応永33年(1426)頃に再建されたもので高さは50.1メートルで日本で2番目の高さだそうです。
後光がさしています。
逆光の五重塔はどうでしょう。
元正太上天皇の病気全快を願って造立された東金堂。室町時代の応永22年(1415)に再建されました。
五重塔と東金堂。
興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物である中金堂。
平成22年(2010)の立柱式、平成26年(2014)の上棟式を経て、平成30年(2018)に再建落慶を迎え復元されたので凄く綺麗です。
実際に入ってみると大きさに圧倒されます。
斜めから。
正面ドーン!!
正面と言っても普段から被写体の真正面に建たない癖が抜けなくて若干中心がずれていますね。
訪れたのは12月でしたが、紅葉が見頃でした。
見事な紅葉でした。
国宝やら重要文化財だらけ。地元奈良の凄さを再認識。
南円堂の石柱。
内麻呂の冥福を願ってお建てになった八角円堂。
治承4年(1180)に焼失し、間もなく再建されたと言われている興福寺で最古の建物三重塔。
五重塔と比べるとかなりこじんまりとしていますが、南円堂の裏手にひっそりと建っており趣があります。
奈良と言えば鹿という事で最後は鹿の写真で締めたいと思います。
寛ぐ鹿。奈良公園の鹿は近づいてもほとんど逃げません。
最後は鹿のバックショットで締めたいと思います。
興福寺は修学旅行で行ったことがあるという人も多いと思いますが、大人になって自分の意志で行くとまた違った楽しみが出来ると思います。
この機会にぜひ新しい魅力を発見してみてください。
撮影情報
撮影日時:2020年12月11日
使用カメラ:Olympus OM-D E-M1MarkII
使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
興福寺の所在地
〒630-8213 奈良県奈良市登大路町48
コメント